最終更新日:2022年1月11日
目次
スペックが足りているパソコンを選ぶ
家電量販店やパソコンショップ、Amazonやその他の一般的な店で売られているパソコンでもDTMをできますが、普通の店で売られているパソコンの中にはDTMができないスペックのものが多くあります。
DTMができるパソコンが欲しければ、買う前にスペックを確認しなければなりません。
主に確認するところは、
- CPU
- HDD・SSDの容量
- メモリの容量
の3つです。
CPUは基本的には新しく出たパソコンでIntel Core i7やCore i5、AMD Ryzen 7、Ryzen 5のものを買えばスペックを満たしている可能性が高いです。
HDD・SSDの容量は最低1TB、できれば2TB以上あったほうが良いと思います。
メモリは16GB以上あったほうが良いでしょう。
必要なスペックなどはこちらのページでわかりやすく説明しています。
直販ショップでDTM向けにカスタマイズする
パソコンメーカーはネットの直販ショップがあることが多いですが、一部メーカーの直販サイトではパソコンをカスタマイズして注文できることがあります。DTM向けにパーツを入れ替えてパソコンを注文すれば、スペックが足りているパソコンを探す必要がなくなります。
例えば欲しいパソコンのメモリだけが足りていない場合、もっと容量の多いメモリにカスタマイズして注文すれば簡単にDTM向けパソコンを手に入れることができます。
HP(ヒューレット・パッカード)
HPはアメリカの老舗パソコンメーカーです。
HPの公式オンラインショップでは細かくカスタマイズして注文できます。
「Pavilionシリーズ 」などが有名です。
HPの公式ショップはこちらです
Lenovo
レノボは世界的なパソコンメーカーです。特にノートパソコンのThinkPadシリーズ
レノボはBTOと同じくらいにカスタマイズが可能なパソコンが注文できます。
レノボ公式オンラインストアはこちら
BTOパソコンを買う(おすすめ)
BTOパソコンでは、パソコンのパーツを自分で選んで注文すると、そのパーツを使ってパソコンを作ってもらうことができます。
好きなパーツを使ってパソコンを注文することができるので、DTMに特化したパソコンを作ることもできますし、ゲームや動画作成もできるハイスペックなパソコンを作ることもできます。
BTOショップでは基本構成からパーツを別のものを選ぶという注文の方法になっています。パソコンに詳しくなくてもパーツを選択するだけで自分だけのパソコンが作ってもらえます。
BTOについてはこちらのページで詳しく書いています
ゲーミングPCを買う
ゲーミングPCはパソコンゲームをするために作られたパソコンです。最近のPCゲームは質の高い3Dグラフィックやサウンド、オンライン対戦、処理が複雑なゲーム性などのために必要なスペックが高くなっています。
そのため、ゲーミングPCという名前はハイスペックPCの代名詞のようになっています。
なのでゲーミングPCはDTM、インターネットでの生配信、動画作成、3Dグラフィック制作など高いスペックのパソコンを必要とする人にも買われています。
つまりゲーミングPCならばほぼ全てDTMができるスペックを満たしているということになります。
ハイスペックなパソコンが必要な音楽制作者の方にもおすすめです。
グラフィックボード(GPU)の選び方はゲームがとりあえず動けばいいという方は「GTX 1660 SUPER」あたりを、ゲームを高画質でしたいという方は「RTX 3070」あたりがおすすめです。
G-Tune / マウスコンピューター
マウスコンピューターのG-Tuneは多くのプロゲーマーが使っているゲーミングPCです。
DTMメインでたまにゲームをしたいという方には「
DTMもゲームも本格的にしたいという方はRyzen 7 5800XT+RTX 3070 Ti搭載の「
マウスコンピューター「G-Tune」のサイトはこちら
G-GEAR / ツクモ
ツクモは秋葉原でパソコンを長く販売してきた老舗のパソコンショップです。
ツクモにはゲーミングPCの「
G-GEARはとてもコスパが高いのでおすすめです。性能が高くて安いパソコンが欲しい方におすすめです。
おすすめのパソコン基本構成は「
できるだけDAWを重くしたくない方はカスタマイズ注文でCPUに性能の高いRyzen 7 5800Xにできるのでカスタマイズするのがおすすめです。
G-GEARを公式サイトで見るのはこちら
G-Master Axilus NEO(アクシラス) / サイコム
サイコムは信頼性の高いパソコンを作ることで有名な、パソコン上級者の方にも評判が高いBTOショップです。
サイコムのG-Master Axilusシリーズはコストパフォーマンスがとても高いゲーミングPCです。サイコムはBTOショップとしては価格が高めなショップですが、こちらのパソコンはとても安くなっています。
Axilusシリーズには第12世代Core iシリーズを搭載できる「
標準構成がDTMにもちょうどよくなっていますが、サイコムはカスタマイズが細かくできるので自分の使用目的に合わせてメモリ容量を増やしたりHDD・SSDを増設することがおすすめです。
サイコムのページで詳しく見るにはこちら
LEVEL∞ / パソコン工房
パソコン工房は全国に実店舗が60以上あるBTOパソコンショップです。
ゲーミングパソコン「LEVEL∞シリーズ」はコスパの高いのでおすすめです。
DTMをメインにゲームもたまにしたい方は「ミニタワーゲームパソコン LEVEL∞ M-Class [LEVEL-M0P5-R58X-RBX]」がおすすめです。
DTMもゲームも本格的にしたい方は「ミドルタワーゲームパソコン LEVEL∞ R-Class [LEVEL-R9X6-LCR58X-TAX]」がおすすめです。
パソコン工房のサイトはこちら
GALLERIA(ガレリア)/ドスパラ
ドスパラのガレリアはゲーミングPCで有名です。
DTMもゲームも本格的に楽しみたい方はRyzen 7 5800XとGeForce RTX 3070が搭載された「GALLERIA [ZA7R-R37]
ドスパラのサイトはこちら
OMEN / HP
HPはアメリカの老舗パソコンメーカーです。
ゲーミングPCの「OMENシリーズ
HPのゲーミングパソコン公式サイトはこちら
パソコンのパーツを交換・増設をする
今持っているパソコンのスペックが足りない場合、パーツを変えることによってDTMができるスペックにできることもあります。
たいていのデスクトップパソコンは、メモリ
HDDを増設するには
ハードディスクはサイズが3.5インチか2.5インチのものがあります。同じ大きさの物を買えば大抵の場合交換できます。
多くのパソコンは3.5インチです。
メモリの選び方
メモリは規格の種類が多少ありますが、もともとついていたものと同じ規格のパーツを買えば交換できることが多いです。
確認するところは
- 規格:DDR3やDDR4など
- デスクトップ用(DIMM)かノートパソコン用(SO-DIMM)か
パソコンを購入したサイトやCPU-Z、Speccyというフリーソフトで簡単に確認できます。
関連ページ
こちらのページも参考にしてください
- どんなパソコンならDTMができる?普通のPCとのスペックの違いを解説
- DAW付属オーディオインターフェイスですぐにDTMができる!
- DTM向けパソコンならBTOがおすすめ!
- DTMを始める時にこれだけはほしい音源3選
- DTM部屋に最適!かっこいいデスクや周辺機器