最終更新日:2019年12月12日
目次
楽器別の定番音源を紹介
これを買っておけば間違いないという定番でおすすめの音源を楽器別に紹介します。
おすすめ音源というと人によって好みもあるので、サイトによってバラバラになっています。なので私が多くの人に使われる各楽器の定番を紹介します。
ここを見ればよくわからない楽器の音源もどれを買えばいいか参考になると思います。KOMPLETEを買った後、次にどの音源を買おうかなと思っている人も参考になると思います。
ピアノ:Ivory II Grand Pianos
ピアノ音源でおそらく一番有名でクオリティの高い音源です。クラシックにもポップスにも合うきらびやかなサウンドが特徴です。
ピアノは演奏する人が多いですしこだわる人も多いので好みが分かれますが、その中で幅広い人に支持されているのがIvory IIだと思います。
特徴はまず大容量なことです。77GBのサンプルで、ベロシティレイヤーが18段階です。普通の音源の場合、ベロシティレイヤーは多くても12段階くらいなのでかなり多いほうです。なので強い音から弱い音まで微妙なニュアンスを出すことができて表現力のある音源ということになります。
鍵盤楽器全般(エレピなど):Keyscape
Keyscapeにはピアノをはじめ、エレピやクラビネットなど様々な鍵盤楽器の音が入った音源です。昔からの名器の音をなんと500個も収録されています。
鍵盤楽器の音源がほしければ、Keyscape1つ買えば何もいらないんじゃないかというくらい万能です。
定番ベース音源のTrilianと同じメーカーであるSpectrasonicsの音源です。
ドラム:Addictive Drums 2
ドラム音源は色々持っていますが、一番使っているのはやっぱりXLN AudioのAddictive Drums 2です。
まず音が他のどのドラム音源よりも分厚いことと、イメージに一番近いプリセットを選んで簡単にエディットするだけですぐに使いたい音になるという手軽さも気に入っています。
詳しくはこちらのページも参考にしてください。
アコースティックギター:Hummingbird
PROMINYのHummingbirdはこちらはかなりこだわりの強いアコースティックギター音源です。
アコギではあまりなかった大容量音源でクオリティは他のアコギ音源には負けません。
録音に使っているギターはもちろんGibsonの名器Hummingbirdです。
ベース全般:Trilian
Trilianは様々なベース楽器の音色が入った音源です。ベース音源といえばこれというくらい定番です。
いわゆるジャズベースやプレシジョンベース、5弦ベースやレトロな60年代風のなど様々なエレクトリックベースなどももちろん、アコースティックベースやシンセベースも入っていて、この音源1つでどんなジャンルの曲のベースでもまかなえてしまいます。
こんなにたくさんの種類が入っていますが、もちろんプリングオフやスライド、グリッサンドなど様々な奏法の音が使えます。
ストリングス(大編成):Hollywood Strings
上記のHollywood Orchestraの中にも入っていますが、ストリングス音源のHollywood Stringsは単体としても非常に優秀です。
非常にリアルな音です。
オーケストラにはもちろん、その他のジャンルにも使うことができます。例えば壮大なバラードにも非常に合います。
詳しくはこちらのページも参考にしてください。
オーケストラ楽器全般:Hollywood Orchestra
EastwestのHollywood Orchestraは厳密に言うとHollywood Strings、Hollywood Brass、Hollywood Woodwinds、Hollywood Percussionのセットです。オーケストラ楽器の音源と言えばHollywoodシリーズがクオリティが高くて有名です。
大容量音源であることでも有名で様々な奏法と5ポジションのマイクが収録されています(Diamond Editionの場合)。Hollywood Orchestraを買えばすぐに本格的なオーケストラが作れてしまいます。
ブラス(ジャズ、ポップス向き):Chris Hein Horns
ブラス音源はクラシック向けの音源とジャズ・ポップス向きの音源で別れていることが多いです。ジャズ向きなブラス音源ではこのChris Hein Hornsがおすすめです。
シンセ:Massive
Massiveはソフトシンセの中ではダントツの人気と言っていいほど有名で定番です。
KOMPLETEに含まれているのでMassive単体で買うよりもKOMPLETEを買うことをおすすめします。
詳しくはこちらのページも参考にしてください。
その他の楽器の音源について
その他の楽器(エレクトリックギターやオーケストラ向きのブラスなど)の音源は、これを選べば間違いないと決めてしまうのが難しいです。どういう音楽がやりたいか、またどういう音が好きなのかによって変わってしまいます。
上記で紹介したものは、DTMをやる多くの人が満足できる音源を選べたと思いますが、やはり個人の好みもあると思いますのでこれ以外でもいい音源が見つかると思います。しかし、それでも持っていても損がないものを選べたと思います。
関連ページ
こちらのページも参考にしてください
- DTMを始める時にこれだけはほしい音源3選
- 海外サイトでしか買えないおすすめ音源 クオリティが高いのに安い
- DTM向けパソコンならBTOがおすすめ!
- 弾けない楽器を曲に入れる方法
- Plugin Boutiqueで買う方法を解説!ソフト音源が安い海外ショップ