最終更新日:2020年2月2日

オーディオインターフェイスはDTM初心者の方も持っておきたいもの

オーディオインターフェイスはきれいな音を出したり録音できたりできる機材です。

パソコンに初めからサウンド入出力端子がついていますが、そこからスピーカーに繋いだりマイクを挿して録音した音はとても悪いです

オンボードサウンドではDTMをするには全く向いていないので、初心者の方もオーディオインターフェイスを買うことをおすすめします

また、オーディオインターフェイスではASIOというドライバによって音の遅延をなくすことができます。パソコンにはじめから付いているサウンドデバイスではマイクの音を聴く場合やMIDIキーボードで音を鳴らす時に音が遅れてなってしまいますが、ASIOに対応しているオーディオインターフェイスなら音の遅延を解決することができます。

基本的な機能が揃っているものを買う

オーディオインターフェイスは安いものだと機能が少なすぎるのでDTMをするのにはおすすめできません。

DTMをする時に欲しいオーディオインターフェイスの基本的な機能は「ASIO」「ヘッドフォン端子」「マイク入力端子」「プリアンプ」「ファンタム電源」「ダイレクトモニター」あたりです。定番のオーディオインターフェイスを買えばこれらの機能がついています。

初心者の方はこれらの機能があるオーディオインターフェイスを買えば十分にDTMに使えます。

また、ギターを弾く方は「Hi-Z」もあるといいでしょう。「Hi-Z」も定番のオーディオインターフェイスには基本的についてきます。Hi-Zがないものでギターを録音したい場合、DI BOXを挟むと録音できます。

最低でも1万円くらいのものを買う

最低でも1万円程度のオーディオインターフェイスでないと基本的な機能がついてないです。また、音質もあまり良くないものが多いです。

1万円以上のオーディオインターフェイスならほとんどの機種で基本的な機能が揃っています。初心者用のオーディオインターフェイスは基本的には予算は1~2万円と見積もっておくといいでしょう。

付属DAWで考える

オーディオインターフェイスにはほぼ全てにDAWがついてきます。

ただし、付属しているDAWは下位グレード版の機能制限があるものがほとんどなので注意が必要です。

DAWの下位グレード版は初心者の方が使うにしても機能の制限が少しきついです。下位グレード版はトラック数が制限されているなど曲を作るには不便な点が多いので、使っていてしばらくすると不満が出てくると思います。その時にはアップグレード版を買うなどして上位版を手に入れることをおすすめします。

ですがDAWの下位グレード版は使用感を確かめるのには向いています。使ってみたいDAWを試してみたいというくらいの気持ちで選ぶことをおすすめします。

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オーディオインターフェイス

その他に見るところ

出入力端子の数は1in/1outか2in/2outか

1in/1outとは「入力端子が1つ、出力端子が1つ」、2in/2outとは「入力端子が2つ、出力端子が2つ」という意味です。

入出力端子がもっと多いオーディオインターフェイスもありますが、初心者の方はそこまで多くなくてもいいと思います。単純に入出力端子が増えると値段が上がります

入力端子が2つあるということは、例えばマイクとギターと同時に刺して歌いながらギターを弾いた音を同時に録音したり、同時にYouTubeLiveなどの生配信で流す事ができたりします。

個人的には初心者の方にも2in/2outをおすすめしますが、お金を節約したい方は1in/1outでもいいでしょう。

MIDI端子は基本的にはいらない

MIDI端子がついている製品とついていない製品がありますが、初心者の方には基本的にはいらないと思います。

あってもいいですがMIDI端子がついていないほうが少し安くなります。

付属音源があるかどうか

初心者の方は持っているソフトウェア音源が少ないと思うので、音源がついてくるかどうかによってどのオーディオインターフェイスを買うかを考える材料になるでしょう。

大抵の場合はXpand!などの総合音源かピアノ音源の場合が多いです。

初心者におすすめのオーディオインターフェイス

UR22C (STEINBERG)

Steinbergの「UR22C」はとても人気が高く、多くのショップで売り上げランキング1位になっていたUR22mkIIの後継機です。

UR22mkIIからUR22CになってDSPがついたことと音質が32bit対応になりました。この価格帯のオーディオインターフェイスではDSPはなかなかついていないのでとてもおすすめです。

もちろんこちらのオーディオインターフェイスは「Hi-Z」も含めて基本的な機能がすべて揃っているので初心者の方にもおすすめです。

またSteinbergはDAWのCubaseでも有名です。UR22Cには「Cubase AI」がついてきます。


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Scarlett 2i2 (Focusrite)

フォーカスライトのScarlett 2i2は評価の高いオーディオインターフェスです。

海外の人気ランキングで1位になっています。質がとても高く評価されています。

付属DAWは「Ableton Live Lite」と「Pro Tools First」です。また、ピアノ音源の「Addictive Keys」が付属しています。


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