オーディオインターフェイスはきれいな音で録音や再生ができる

オーディオインターフェイスとはパソコンの音を出したり録音したりする機器です。

基本的には音楽制作向けの製品がとても多いです。

音をきれいに再生・録音ができるのでマイクの音やゲームの音をきれいに出したい方、マイクのノイズや音質に困っている方、音の遅れに困っている方におすすめです。

パソコンに最初から付いているオンボードのサウンドカードは音がとても悪いです。マイクだけを良いものに変えてもあまり意味がありません。音をきれいに録音・入力するためにはオーディオインターフェイスが必要です。

配信者の方にもおすすめな理由

入出力端子が複数ある

 スタインバーグ Steinberg USB3.0 オーディオインターフェイス UR22C

オーディオインターフェイスはマイクなどの入力端子がたくさん備わっているものが多いです。

オーディオインターフェイスならマイクを挿すことができる「XLR端子」や、ギターなどに使われる一般的な入力端子であるフォーンプラグ(標準プラグ)が挿せる「TRS端子」、そのどちらも挿すことができる「コンボジャック」などが複数備わっています。

マイクはXLRケーブルで繋ぐとノイズが減ります。なのでXLR端子やコンボジャックがあるオーディオインターフェイスがおすすめです。

そしてそれらの音量も別々にノブで調整できます。なので音量バランスをすぐに変えることができます。

マイクの入力端子とゲーム音声の入力など複数使用するゲーム実況配信者の方に最適です。

コンデンサーマイクでノイズが少なくなる

コンデンサーマイクは音が綺麗に録音できるマイクです。コンデンサーマイクはただマイク入力端子に接続するだけでは使えず、ファンタム電源が必要です。

オーディオインターフェイスにはファンタム電源を搭載している製品が多いのでコンデンサーマイクを使うことができます。

ダイナミックマイクはノイズが乗りやすいです。コンデンサーマイクはダイナミックマイクよりも値段が高いものが多いですが、マイクのノイズを減らすためにコンデンサーマイクを使用することをおすすめします

安価で評判の高いコンデンサーマイクもある

コンデンサーマイクはダイナミックマイクよりも値段が高いものが多いですが安価で評判の高い製品もいくつか出ています。ダイナミックマイクの定番は1万円前後ですが、コンデンサーマイクの定番となると3万円以上はあたりまえです。

ですが10,000円前後のMXL社「MXL-V67G」、20,000円前後のRODE社「NT1-A」など安価で評判のいいコンデンサーマイクもあります。

DSP機能があるインターフェイスならエフェクトを掛けることができる

DSP

歌配信や楽器演奏配信をしたい方におすすめなのがDSPエフェクト機能です。

DSPエフェクターとはオーディオインターフェイスに内蔵されたエフェクターです。

歌配信をするときにはコンプレッサーやリバーブ(エコー)などのエフェクターを使って歌を歌いたいです。

ですがパソコン上のソフトでエフェクターを掛けるとどうしても音が遅れて出てしまいます。VSTなどのソフトのエフェクターは基本的に録音したものにかける目的のものなので、リアルタイムで使うには向いていません。

ソフトのエフェクターではカラオケ音源とマイクの音がずれてしまうので歌配信に使うことは難しいです。

しかしDSPエフェクトはオーディオインターフェイスに搭載されているエフェクターなのでエフェクトを掛けても遅延が発生しません。リアルタイムでエフェクトを掛けるライブ配信ではDSPエフェクトがおすすめです。

また、ギターなどで使うエフェクターも用意されているものもあります。パソコンソフト上のアンプシミュレーターではズレてしまいますが、DSPエフェクトならエフェクトを掛けた状態でも遅延が発生しないので演奏配信をすることができます。

DSP機能は普段の配信にも役に立つ

もちろんDSPエフェクターはゲーム実況配信などの普通にしゃべるだけの配信でも役に立ちます。

まずマイクに向かって大きな声を出すと音割れが生じてしまいます。大きな音を出しても音が割れないようにするためにリミッターやコンプレッサーというエフェクトが役に立ちます

コンプレッサーやリミッターは音量を整えるエフェクターです。大きな音量を自動的に音量を下げるという動作をするので、小さな声はそのまま、大きな声は音量が下がる結果小さな音と大きな音の音量が同じくらいになって音量のバランスが整えられます。

ゲーム配信でよく見かけますが、ゲームの音量とマイクの音量のバランスがうまく合わないということがあります。つまり小さな声だとゲームの音量のほうが大きくて聞き取りづらいのに、大きな声を出すと声がとてもうるさくなるということがよくあります。コンプレッサーを使うと小さな声でも大きな声でも自分の声とゲームの音も両方聞こえるように調整できます

基本的に有名なゲーム配信者、企業に所属しているようなライブ配信者の方は当たり前のように使っています。

ループバック機能(ステレオミキサー)について

ループバック機能がない製品もあるので注意

ループバック機能があるとパソコンの音とマイク入力の音を同時に配信に乗せることができるので便利です。

ループバック機能とはすべてのアウトプットの音(パソコンの音声やマイクの音声など)をループさせて1つのアウトプットに出力できるようにする機能です。

DTM目的でオーディオインターフェイスを使う場合、ループバック機能はほとんど使わないので付いてない製品も多いです。注意が必要です。

ただしOBSなどではループバック機能はなくてもマイクの音とパソコンの音など複数の音を同時に配信に乗せることができるので、ループバック機能は必ずしも必要というわけではありません。

OBSならループバック機能がなくても配信できる

入力デバイスを複数選択できるソフトの場合はループバック機能がなくてもパソコンの音とマイクの音を同時に配信に流すことができます。

OBSはデスクトップ音声が2つとマイク音声が3つまで同時に入力することができます

OBSはYouTubeLive、Twitch、ニコニコ生放送などで使えます。ニコニコ生放送用の配信ツール「N Air」はOBSをもとに作られていて、OBSと同じように同時に入力できます。

専用のクライアントソフトが必要だったりブラウザで簡単に配信できるようなライブストリーミングサイトで使う場合複数使えない可能性があるので注意が必要です。

ほかにもDiscordも一つしか設定できません。もしDiscordでパソコンの音を相手に聴かせたい場合もループバック機能が必要です。

ループバック機能を使わない場合音ズレが発生する可能性がある

ループバック機能は一度出力した音声を再び出力する機能なので音がずれている場合はすぐに気が付きますが、ループバック機能を使わない場合は音がズレているか確認するのが難しいので気が付かない可能性があります。

音ズレが起きるのはゲーム音を取り込んだ場合、ハードウェアエンコードを使用した場合、ソフトでエフェクトを掛けた場合などの状況でズレてしまう可能性があります。

特にカラオケ音源と歌を同時に配信に乗せる歌配信をしたい方の場合はループバック機能がついているものが無難です。

ループバックを使わなくても音がずれないようにするには、配信ソフトの設定などでパソコンの音声をずれている分だけ遅らせれば配信上で音を合わせることができます。ただしズレを確認する方法やどれくらい遅らせればいいかなどは環境によります。

DSPミキサーについて

DSPミキサー機能がついているオーディオインターフェイスの場合ループバック機能と同じようにルーティングによって1つのアウトプットにまとめることもできる可能性がありますがOBSでは使えない可能性があります

DSPミキサーはDAWソフト上でしか起動しないVST形式のものもあるので、やはりループバック機能のついているものが無難です。

ゲーム実況におすすめできないオーディオインターフェイスは?

ミキサー型オーディオインターフェイスは音が悪いのでおすすめできない

ミキサー型オーディオインターフェイス

ミキサー型オーディオインターフェイスというものもあります。特に配信者向けのオーディオインターフェイスとして勧めているサイトも多いですが、DTMerとしてはおすすめできません。

ミキサー型のオーディオインターフェイスは音がよくありません。基本的に音というのはいろいろな機器につなげるほど、ケーブルを使えば使うほど音が悪くなります。業務用・プロ用のミキサーなどは音の劣化が少ないようにできていますが、個人用でミキサー一体型のオーディオインターフェイスというのは音が劣化してしまうものがほとんどです。ミキサーとしてもオーディオインターフェイスとしても中途半端なものばかりでおすすめできません。

また、そもそも個人の配信目的でミキサーは必要がないと思っています。入力も2つくらいですし、安いものはあまり音が良くないからです。それに音量の操作はオーディオインターフェイスの本体でもパソコン上でもできます

サウンドカードもおすすめできない

サウンドカード

サウンドカード(サウンドボード)という製品もあります。パソコンのPCI端子に接続することによって使えるインターフェイスカード版の音声再生・録音機材です。

ですがサウンドカードはDTM・音楽制作者にはほぼ使われていません

理由はサウンドカードはパソコン内部のノイズを拾ってしまうからです。パソコンの電源等の影響によってハムノイズが乗りやすくなっていて繊細な音にこだわるミュージシャンには全くと言っていいほど使われていません。

他にも入力端子の大きさの問題や入力端子を接続するためにパソコンの裏に行くのが面倒など様々な問題があります。

これはゲーム実況・配信者の方にも当てはまります。基本的には外付けのオーディオインターフェイスをおすすめします。

配信におすすめのオーディオインターフェイス紹介

Steinberg / UR22C

Steinbergはパソコン用の音楽機材・音楽ソフトで有名なドイツのメーカーです。

UR22Cはコンデンサーマイクが使えるファンタム電源、マイクプリアンプなどの基本的な機能の他にDSPエフェクトやループバックを搭載しているので配信に向いています

オーディオインターフェイスの中でも人気の製品だったUR22MKIIの後継機でDTMもしている方にも愛用されています。

1万円台の製品でDSPが搭載されている製品はUR22C以外にはほぼありません。DSPが搭載されているオーデイオインターフェイスは高級な製品がほとんどです。DSPが使いたい方はUR22Cが真っ先に選択肢に上がります。


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ZOOM / UAC-2

Zoomは音楽機材で有名なメーカーです。

UAC-2はDSP、ループバック機能が搭載されています。2万円台の製品でDSPが搭載されているものはあまりありません。

もちろんファンタム電源、マイクプリアンプなども搭載されています

また、UAC-2は音の遅延を極限まで少なくした製品として有名です。歌配信や演奏配信等で役に立ちます。


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AUDIENT / evo4

AUDIENT / evo4 配信にも向いているオーディオインターフェイス

Audientのオーディオインターフェイスはここ数年で評判が高まっています。特に「iD4」などは海外で評価が高いです。

「evo4」はAudientにしては安価でループバック機能も搭載したオーディオインターフェイスです。その代わりDSPはついていません。

スマートゲイン(Smartgain) という機能を備えていて、マイクや楽器の音量を自動で設定してくれます。これは配信にも便利だと思います。

またギターやベースを直接接続できるJFETインストルメント入力というものを備えているなど本格派です。


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【2020年8月26日更新】在庫ありでおすすめの製品紹介

現在オーディオインターフェイスは新型コロナによる影響と、オンライン会議やオンラインレッスンなどでの需要増加のため在庫切れが続いている製品が多いです。

なので今すぐに手に入れられる製品でおすすめのものを紹介していきます。

Steinberg / UR-RT2(DSPあり・ループバックあり)

SteinbergのUR-RT2はURシリーズの上位版のような製品です。

DSPエフェクト・モニターが搭載されています。ループバックも搭載されています。


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Universal Audio / Apollo Solo USB(DSPあり)NEW!

「Apollo Solo」は2020年8月に発売された最新のオーディオインターフェイスです。

以前から海外でも人気の高かった「Apollo Twin」の個人向けバージョンです。Apollo Twinの場合は2イン/6アウトで9万円の高価な製品というどちらかというとプロ向け製品でしたが、「Apollo Solo」は2イン/2アウトで価格も5万円台となり、個人で使用する方でも買いやすくなりました

他の製品と比べると価格は高いですが、いい音で配信や録音をしたい方にとてもおすすめです。

DSPエフェクトが豊富に搭載されていて評価が高いです。


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TASCAM / SERIES 102i(DSPあり)

TASCAMは日本の老舗音響メーカーのTEACのブランドで現在アメリカの大手ギターメーカーのギブソンの子会社になっています。

DSPエフェクトにはEQやコンプなどももちろん高品質なTASCAMオリジナルリバーブが搭載しています。


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AUDIENT / iD14(DSPエフェクト無し・ループバックなし)

近年海外で評価が高くなっているAudient製のオーディオインターフェイス「iD14」です。

DSPエフェクターは搭載されていませんがDSPミキサーは搭載されています。


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Focusrite / Scarlett 2i2(DSP無・ループバック無・音がいい)

海外でとても評価が高いオーディオインターフェイスです。

生配信向けの機能はありませんが、普通に使うにはいい製品なのでおすすめです。


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