最終更新日:2024年6月16日

BTOパソコンとは

BTOパソコン

BTOパソコンとはBTOパソコンショップで注文できる、自分が選んだパーツから組み立てられたパソコンのことです。

BTOショップでパソコンのパーツをそれぞれ選んで注文すると、注文したとおりのパーツを使ってBTOショップがパソコンを組み立ててもらえて、そのパソコンを送ってもらうことができます。

パソコンが届いたらメーカー製のパソコンと同じように届いたその日にそのまますぐに使うことができます。

メーカー製のパソコンとの違い

NEC、富士通、HP、DELLなどの一般メーカー製のパソコンではパーツを細かく指定することができません。

メーカー製パソコンはスペックが微妙に違うものが2~3種類ほど用意されていることもありますが、それ以外は選べないことが多いです。パソコンメーカーのサイトでもカスタマイズして注文できるところも多少はありますが、限界があります。

BTOパソコンショップではパーツの一つを数種類~数十種類の中から選ぶことができます。例えばメモリを8GB、16GB、32GB、64GBの中から選べたり、HDDの場合は何個付けるか、それぞれが500GB、1TB、2TB、3TBのどれか、メーカーはHITACHI、SEAGATE、Western Digitalのどれかなどを選べたりします。

このようにメーカー製ではありえないバリエーションの組み合わせで自分用のパソコンが作れてしまいます。

メーカー製パソコンはDTMをするのに最適化されていない

パソコン内部

もちろん普通のパソコンでもDTMはできます。ですがDTMをするのに最適なパソコンとなると普通に売られているメーカー製のパソコンでは過不足があります。安いものはスペックが足りませんし、高いものは必要のないものにお金がかかっていて割高になってしまいます。

例えば値段が高いパソコンというとゲーミングPCが思い浮かぶかもしれませんが、ゲーミングPCには高いグラフィックボードが搭載されいます。DAWを使うにはグラフィックはほとんど関係がないですし、軽い動画編集をするのにもそこまで高いグラフィックボードは必要がありません。

BTOはメーカー製より安くDTM用パソコンが作れる

BTOで注文すればDTMに最適なパソコンを安く買うことができます

メーカー製のパソコンだと安いものはインターネットやエクセルなどができる程度のスペックのパソコンからあり、高いものだとゲーム開発や3D映像作成などのための業務用のパソコンとなってしまいます。DAWを使うのに最適なパソコンというのはメーカー製ではおそらくないのではないかと思います。

DAWは使っているうちに重くなる

DAWは最初に起動した状態は全然重くないですが、使用しているうちに重くなってきます。

DAWの使い方が慣れてくればくるほど、トラックを多く作りたくなりますし、ミキシングする時にエフェクターもたくさん使用したくなってきます。

ある程度のスペックのものを買わないと、最初のうちは曲の完成までDAWが重くならずに使えていても、後で困ってくることになります。

BTOなら静音PCが買えるのでDAWで録音するときも安心

静音PC

またレコーディングをするときにパソコンの音が入らないように静音性もあったほうがいいでしょう。

BTOでは静音性を追求したパソコンが簡単に買えます。メーカー製のパソコンには静音性を重視したものはないと思います。

静音PCで一番有名なのはサイコムです。サイコムのサイトはこちら。

水冷パソコンというものもあります。ファンではなく水で冷やすので音が静かになります。

自分のDTMスタイルによって組み合わせを決められるのでお得

BTOは自由にパーツを組み合わせることができるので、あなたのDTMスタイルによってパーツを決められます。BTOならよりぴったりなパソコンを手に入れることができるので、お金を節約できます。

PCケースの大きさ

ケースはミドルタワー、ミニタワー、省スペースタワーなどがありますが、ミドルタワーがおすすめです。

ミドルタワーのほうが本体が大きく熱がたまりにくいのでパソコンが長持ちしますし、拡張性も高いのであとでメモリやHDDの増設などもできるからです。フルタワーはサーバーなどしょっちゅう中身を点検する必要がある人向けで大きいです。

CPU

DTMをするのに必要なCPU

  • できればCore i7以上、最低でもCore i5以上

CPUはDAWでトラックを増やしたりエフェクトをたくさん掛けると多くの処理能力が必要になります。例えばDAWでオーケストラ曲を作りたい場合、たくさんのトラックを使うのでかなり処理能力の高いCPUが必要です。

どの音楽でもトラック数が多くなると処理が追いつかなくなってくるので、快適に曲を作りたいならできるだけ処理能力の高いものを選んでおいたほうがいいです。

快適にDAWを使いたい方はCore i7やRyzen 7を、コストを抑えたい方はCore i5やRyzen5を選ぶといいでしょう。

CPUの性能を知りたければPassMarkスコアを見るとわかりやすいです。PassMarkでは多くのCPUの性能をスコアで比較しています。CPUのスコアは15000以上あれば高性能であると言われています。最低でも15000はあったほうがいいでしょう。個人的には20000以上ほしいです。

PassMarkスコアを調べるにはこちらのページでCPUの型番(”Core i5-14400F”など)を検索してください

メモリの容量

DTMに必要なメモリ容量

  • 最低16GB以上、できれば32GB以上

メモリは音源を使えば使うほど消費するので多ければ多いほどいいです。メモリは最低でも16GBはあったほうがいいでしょう。個人的にはせっかくBTOで買うのだからメモリは32GB以上あったほうがいいと思います。財布と相談してメモリの容量を決めてください。

EDMなどシンセ中心の音楽だとメモリはそこまで必要がありませんが、それでもDAWでサンプリング音声データをたくさん使うとメモリを消費します。

DAWでバンド系の音楽を作りたいなら、ドラム音源などは大容量のものが多いので16GBはほしいですね。大容量音源を複数使う人は、快適に曲を作るために32GB入れることも考えたほうがいいです。

DAWでストリングス音源などの大容量音源をたくさん使う必要のあるオーケストラをやりたい方は64GBくらいあったほうがいいです。

HDD、SSDの容量

必要なHDD・SSDストレージ容量

  • 2TB以上

HDDやSSDは容量が多いほうがいいです。DAWのプロジェクトファイルは容量が大きいので、何曲も保存するとかなり容量を使用します。

読み込みをするときに負担になるのでソフトウェア音源のデータを保存するHDDとOSのインストールするHDD(SSD)は別に用意した方がいいです。HDDとSSDの両方を備え付けてSSDのほうにOSをインストールするのがおすすめです。

また、一部の大容量音源はデータをSSDに入れておくことが推奨されているものもあります。音源のデータをたくさん読み込む必要があるので、HDDだと非常に時間がかかります。そういう音源を使う予定がある人はSSDの容量を多めにするか、さらにSSDをもう1個備えてもいいかもしれません。

その他

それ以外のパーツは安いものでも構いません。

DAWを使用するときにはGPUを使用することはほとんどないのでグラフィックボードは性能の高いものはいりません。動画の再生や動画編集をするときなどにオンボードグラフィックでは不安があるので安いものでもつけておくことをおすすめします。

DTM向けパソコンにおすすめのBTOショップ

BTOパソコンが注文できる店はTSUKUMO、パソコン工房、ドスパラサイコム、マウスコンピューターなどがあります。

ショップによって特徴があります。多くのショップではクリエイター向けパソコンという基本構成が用意されています。

サイコム (パソコンやサポートの質が高い)

サイコム ゲーミングパソコン G-master Axilus BTO

サイコム(Sycom) 」は質の高いBTOパソコンショップとして有名です。価格は少し高めですが、選べるパーツが多いことと、パソコン本体の配線などが丁寧で信頼性が高いです。

DTMにおすすめの機種は「スタンダードモデル 」です。こちらはカスタマイズの幅が非常に高いのでおすすめです。

また静音性をとても高めた静音PCの「Silent-Master NEO 」シリーズや、コスパの高いゲーミングパソコン「G-Master Velox II 」もDTM用をするのにおすすめです。

これらのモデルをカスタマイズで

  • CPU:Core i7
  • メモリ容量:32GB以上
  • SSD:合計1TB以上

にするとDTMに最適になります。


サイコムのサイトはこちら

マウスコンピューター(クリエイターパソコンDAIVモデル)

「クリエイターパソコン DAIV」マウスコンピューターのクリエイター向けパソコンモデル

マウスコンピューター」はBTOショップの中で最も名前が知られているショップでしょう。

BTOショップの中では選べるパーツは若干少なめですが、サポートが24時間チャットで対応しているなど初心者の方におすすめのパソコンショップです。

マウスコンピューターにはクリエイター向けのパソコンシリーズの「クリエイターパソコン DAIV」シリーズがあります。

DTMをするにもおすすめです。

DTMにおすすめの機種は「DAIV FX-I5G5A」です。こちらをカスタマイズでCPUをCore i7にするとDTMにさらに最適になります。


マウスコンピューターのサイトはこちら

    フロンティア(高コスパ・ハイスペックPCが安い)

    フロンティア(FRONTIER)」はコストパフォーマンスが高いBTOショップです。

    ヤマダ電機の子会社なので全国のヤマダ電機の店舗で修理などのサポート対応をしてくれます。

    フロンティアはスタイリッシュなケースのPCが多く、フロントと左サイドの強化ガラスパネルの「GPLシリーズ」、フロントメッシュパネルの「GBLシリーズ」、LEDライティングはすべてソフトウェアで制御可能な「GHLシリーズ」などがあります。

    とにかくコスパの高いパソコンが欲しい方は「FR30シリーズ FR30B760/A」がおすすめです。こちらをCore i7にカスタマイズするとさらにDTMに最適になります。


    フロンティアのサイトを見るにはこちら

    パソコンショップSEVEN(フルカスタマイズ可能)

    パソコンショップSEVEN」フルカスタマイズBTOパソコンショップでは選べるパーツがかなり多く、パソコンケースも選べます。

    パソコンケースには見た目がかっこいいものもあるので、DTM部屋をかっこよくしたい人にもおすすめです。


    パソコンショップSEVENのサイトはこちら

    その他のショップ

    こちらのページで多くのBTOショップの特徴を紹介しています

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