BTOパソコンとは

BTOパソコンとは自分で選んだパーツで組み立てられたパソコンのことです。パソコンのパーツをそれぞれ選んで注文すると注文したとおりのパーツを使って作られたパソコンを送ってもらうことができます。

パソコンが届いたらメーカー製のパソコンと同じように届いたその日にそのまますぐに使うことができます

メーカー製のパソコンとの違い

メーカー製のパソコンではパーツを細かく指定することができません。

メーカー製パソコンはスペックが微妙に違うものが2~3種類ほど用意されていることもありますが、それ以外は選べないことが多いです。パソコンメーカーのサイトでもカスタマイズして注文できるところも多少はありますが、限界があります。

BTOパソコンショップではパーツの一つを数種類~数十種類の中から選ぶことができます。例えばメモリを4GB、8GB、16GB、32GB、64GBの中から選べたり、HDDの場合は何個付けるか、それぞれが500GB、1TB、2TB、3TBのどれか、メーカーはHITACHI、SEAGATE、Western Digitalのどれかなどを選べたりします。

このようにメーカー製ではありえないバリエーションの組み合わせで自分用のパソコンが作れてしまいます。

メーカー製パソコンはDTMをするのに最適化されていない

もちろん普通のパソコンでもDTMはできます。ですがDTMをするのに最適なパソコンとなると普通に売られているメーカー製のパソコンでは過不足があります。安いものはスペックが足りませんし、高いものは必要のないものにお金がかかっていて割高になってしまいます。

例えば値段が高いパソコンというとゲーミングPCが思い浮かぶかもしれませんが、ゲーミングPCには高いグラフィックボードが搭載されいます。DAWを使うにはグラフィックはほとんど関係がないですし、軽い動画編集をするのにもそこまで高いグラフィックボードは必要がありません

BTOはメーカー製より安くDTM用パソコンが作れる

BTOで注文すればDTMに最適なパソコンを安く買うことができます

メーカー製のパソコンだと安いものはインターネットやエクセルなどができる程度のスペックのパソコンからあり、高いものだとゲーム開発や3D映像作成などのための業務用のパソコンとなってしまいます。DAWを使うのに最適なパソコンというのはメーカー製ではおそらくないのではないかと思います。

DAWは使っているうちに重くなる

DAWは最初に起動した状態は全然重くないですが、使用しているうちに重くなってきます。

DAWの使い方が慣れてくればくるほど、トラックを多く作りたくなりますし、ミキシングする時にエフェクターもたくさん使用したくなってきます。

ある程度のスペックのものを買わないと、最初のうちはDAWが重くならずに曲の完成まで使えていても、後で困ってくることになります。

BTOなら静音PCが買えるのでDAWで録音するときも安心

またレコーディングをするときにパソコンの音が入らないように静音性もあったほうがいいでしょう。

BTOでは静音性を追求したパソコンが簡単に買えます。メーカー製のパソコンには静音性を重視したものはないと思います。

静音PCで一番有名なのはサイコムです。サイコムのサイトはこちら。

水冷パソコンというものもあります。ファンではなく水で冷やすので音が静かになります。

自分のDTMスタイルによって組み合わせを決められるのでお得

BTOは自由にパーツを組み合わせることができるので、あなたのDTMスタイルによってパーツを決められます。BTOならよりぴったりなパソコンを手に入れることができるので、お金を節約できます。

PCケースの大きさ

ケースはミドルタワー、ミニタワー、省スペースタワーなどがありますが、ミドルタワーがおすすめです。

ミドルタワーのほうが本体が大きく熱がたまりにくいのでパソコンが長持ちしますし、拡張性も高いのであとでメモリやHDDの増設などもできるからです。フルタワーはサーバーなどしょっちゅう中身を点検する必要がある人向けで、大きすぎるのでやめたほうがいいです。

CPU

DTMをするのに必要なCPU

  • Intel Core i5以上、またはPassMarkスコアが8000以上のCPU

CPUはDAWでトラックを増やしたりエフェクトをたくさん掛けると多くの処理能力が必要になります。例えばDAWでオーケストラ曲を作りたい場合、たくさんのトラックを使うのでかなり処理能力の高いCPUが必要です。

どの音楽でもトラック数が多くなると処理が追いつかなくなってくるので、快適に曲を作りたいならできるだけ処理能力の高いものを選んでおいたほうがいいです。

CPUの性能を知りたければPassMarkスコアを見るとわかりやすいです。PassMarkでは多くのCPUの性能をスコアで比較しています。CPUのスコアは8000以上あれば高性能であると言われています。最低でも8000はあったほうがいいでしょう。個人的には10000以上ほしいです。

PassMarkスコアを調べるにはこちらのページでCPUの型番(”Core i5-8400″など)を検索してください

メモリの容量

DTMに必要なメモリ容量

  • 16GB以上

メモリは音源を使えば使うほど消費するので多ければ多いほどいいです。メモリは最低でも8GBはあったほうがいいでしょう。個人的にはせっかくBTOで買うのだからメモリは16GB以上あったほうがいいと思います。財布と相談してメモリの容量を決めてください。

EDMなどシンセ中心の音楽だとメモリはそこまで必要がありませんが、それでもDAWでサンプリング音声データをたくさん使うとメモリを消費します。

DAWでバンド系の音楽を作りたいなら、ドラム音源などは大容量のものが多いので16GBはほしいですね。大容量音源を複数使う人は、快適に曲を作るために32GB入れることも考えたほうがいいです。

DAWでストリングス音源などの大容量音源をたくさん使う必要のあるオーケストラをやりたい方は64GBくらいあったほうがいいです。

HDD、SSDの容量

必要なHDD・SSDストレージ容量

  • 2TB以上

HDDやSSDは容量が多いほうがいいです。DAWのプロジェクトファイルは容量が大きいので、何曲も保存するとかなり容量を使用します。

読み込みをするときに負担になるのでソフトウェア音源のデータを保存するHDDとOSのインストールするHDD(SSD)は別に用意した方がいいです。HDDとSSDの両方を備え付けてSSDのほうにOSをインストールするのがおすすめです

また、一部の大容量音源はデータをSSDに入れておくことが推奨されているものもあります。音源のデータをたくさん読み込む必要があるので、HDDだと非常に時間がかかります。そういう音源を使う予定がある人はSSDの容量を多めにするか、さらにSSDをもう1個備えてもいいかもしれません。

その他

それ以外のパーツは安いものでも構いません。

DAWを使用するときにはGPUを使用することはほとんどないのでグラフィックボードは安いものをつけておけばいいと思います。動画の再生や動画編集をするときなどにオンボードグラフィックでは不安があるので安いものでもつけておくことをおすすめします。

DTM向けパソコンにおすすめのBTOショップ

BTOパソコンが注文できる店はTSUKUMO、パソコン工房、ドスパラサイコム、マウスコンピューターなどがあります。

ショップによって特徴があります。多くのショップではクリエイター向けパソコンという基本構成が用意されています。

パソコン工房

Screenshot of www.pc-koubou.jp

パソコン工房はBTOショップの中では価格が安いことで有名です。ただし、他と比べると選べるパーツは若干少なめです。

パソコン工房にはDAWを使うのに最適な「音楽制作・編集向けパソコン SENSE∞icon」というものもあります。

パソコン工房のサイトはこちら

Sycom(サイコム)

Screenshot of www.sycom.co.jp

サイコムは質の高いBTOパソコンショップとして有名です。価格は少し高めですが、選べるパーツが多いことと、パソコン本体の配線などが丁寧で信頼性が高いです。

また、サイコムには静音PCもあります。

サイコムのサイトはこちら

VSPEC

Screenshot of www.vspec-bto.com

フルカスタマイズBTOパソコンショップVSPECでは選べるパーツがかなり多く、パソコンケースも選べますパソコンケースには見た目がかっこいいものもあるので、DTM部屋をかっこよくしたい人にもおすすめです。

BTOパソコンショップVSPECのサイトはこちら

その他のショップ

こちらのページで多くのBTOショップの特徴を紹介しています

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