最終更新日:2020年2月4日
目次
BTOは初心者でも簡単に注文できる
BTOショップのほとんどはパソコンに詳しくなくても注文できるようになっています。
BTOショップでは全てのパーツの構成が決まったパソコンをまず選んで、そこから好きなパーツに入れ変えて注文するという仕組みになっています。選べるパーツの種類は少ないところは3種類くらいから、多いところでは数十種類の中から選びます。
基本的にはどのパーツを選んでも動くパソコンが作れます。パーツ同士の組み合わせによっては相性が悪いものもありますが、BTOショップで注文するときに選べるパーツは基本的には他のパーツと対応しているものしか出てきません。
たまに別のパーツと合わないものが選べることもありますが、「別のパーツと対応していません」という表示が出てくるので相性が悪いパーツの組み合わせを買ってしまう心配はありません。
パソコンのパーツに詳しくなくても注文できる
パソコンのパーツについて知らなければ注文できないということはありません。
選べる全てのパーツについて詳しくなくても構いません。基本的にどのパーツを選んでも動作するパソコンを作れるようになっています。
また最初に選ぶパーツ構成では、選べるパーツの中で一番性能が低いパーツであることが多く、その後に高性能なパーツを入れ替えるという注文の仕方になっているところがほとんどです。なので、性能を上げたい部分のパーツを別の値段の高いパーツに変えれば性能が上がります。
どれくらいの値段まで出せるかだけを考えてパーツを選んでも全く問題ありません。
DTMの場合どのくらいの性能のものを選べばいいかはこちらに詳しく書いてあります
動作確認を事前にしてくれる
ほとんどのBTOショップでは、注文したパソコンの動作確認をしてくれます。
自分でパーツを組み合わせてパソコンを作る場合、パーツ同士の相性が悪かったりしてパソコンが起動しないことがよくありますが、BTOショップで注文したパソコンならそのような心配はありません。
そもそも相性の悪いパーツ同士の組み合わせは最初からできないようになっていることが多いので、パソコンパーツに詳しくない人でも相性の問題について心配する必要はないですし、メーカー製と違って1つ1つのパソコンの動作を事前に確認してくれるので初心者でも安心です。
静音性にこだわったパソコンが注文できる
パソコンのCPUやGPUなどは使えば使うほど熱くなってしまいますが、熱くなりすぎると壊れてしまうのでファンで冷ます必要があります。CPUの処理が多くなるとかなり熱くなるのでファンを早く回さないといけなくなり、ファンの音がかなりうるさくなることがあります。
ですが静音性を追求したパーツを作っているところもあります。例えば音が静かなのによく冷えるようなファンや防音性が高いパソコンケースなどがあります。ですが少し値段が高くなるので普通はパソコンメーカーがそのようなパーツを使うことはめったにありません。
なので一般的なメーカー製のパソコンは、あまりパソコンの騒音について気にしているパソコンがほとんどありませんが、BTOショップでは静音性を追求したパソコンを注文することができます。
これは音楽をする人や、ゲーム実況者、ライブ配信者など音にこだわる人にとって便利です。
Sycom(サイコム)の静音PC
サイコムは信頼性が高いBTOパソコンショップです。
静音PCでも有名で、静音性重視を全面に出したパソコンを作り、第三者機関が音の大きさを検証した結果を公表するなど静音性にこだわっています。
サイコム静音PCの公式ページはこちら
最新のパーツが使われたパソコンを買える
BTOショップでは基本的にパーツは最新のものを使用しています。
既成品のパソコンには古いパーツが使われているものが普通に売られていますが、BTOショップで使われているものは新しいパーツであることがほとんどです。
古いパーツを使ったパソコンの場合、あとでパーツを交換しようとすると相性の問題で古いパーツを選ばなければいけなくなってしまうことがあります。
また、パーツが古いと使っているソフトの更新をしたときに対応しなくなってしまうなど不具合が多いので、できるだけ最新のパーツを使ったパソコンを使いたいです。
使いたいソフトの推奨動作環境を参考にすればわかりやすい
どのくらいの性能にすればわからなくても、最初に選ぶ構成を必要なスペックを満たすものから選べばわかりやすいです。
最初に選んだパーツ構成は選べるパーツの中で一番スペックが低いものなので、あとでパーツを変えてもそのソフトが使えるスペックを満たしているということになります。
例えばCubaseの推奨動作環境は以下のようになっています
- 64ビット Intel / AMD マルチコアプロセッサー (Intel i5 以上推奨)
- 推奨 RAM サイズ: 8 GB (最低 4 GB)
つまりこの場合、最初に選ぶ構成ではCPUはIntel i5以上のもの、RAMは8GBのものを選べばいいわけです。
その後でメモリを多めに16GBにしようとか、他のソフトでも対応できるように変えてみたりすればいいでしょう。
わからなくてもサポートしてもらえるショップもある
初心者の方のために電話、チャット、メールでどのパーツを選べばよいかなどを相談できるところもあります。
また、パソコンをどのような目的で使いたいのかを伝えればパーツを選んでくれるところもあります。
初心者向けサポートや保証があることも多い
BTOパソコンショップは一般のメーカーのようなサポートを受けられないという意見を耳にしたことがあるかもしれませんが、そのようなことはありません。
BTOショップでもメーカー並みにサポートがある所も多いです。例えば購入してから1~3年間は修理を無料でしてくれたり、サポートの電話で対応してくれたりする所も多いです。
また、一般的なメーカーではパソコンの使い方などは答えてもらえても、その中のパーツなどに詳しい人はあまりいないことがあります。むしろBTOショップの方がパーツメーカーなどに詳しいことが多いと思います。
BTOはDTM向けのパソコンを買うのにもおすすめ
こちらのページでDTMをする人はどう注文すればいいのかや、おすすめのBTOショップ紹介などを書いています。