最終更新日:2020年5月17日
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マルチモニターで時間を削減できる
DAWでトラック編集画面、MIDI編集画面、音源の画面、ミキサーの画面などを開くとき、それぞれの画面を一旦閉じてから別の画面を開いていませんか?でもそれだと画面の切り替える操作が必要になり、余計な時間がかかってしまいます。曲を作るのは時間がかかるのでできるだけ効率的に作業をしたいですよね。
そこでマルチモニター(マルチディスプレイ)という手があります。モニターを2つまたはそれ以上パソコンに接続して、作業画面の幅を広げることができます。モニタを2つつなげることをデュアルモニター(デュアルディスプレイ)ともいいます。
デュアルモニターにする場合、同じ型番のモニターを2つ買って繋げることが多いです。ですが別の大きさのモニターや別のメーカーのものでもデュアルモニターにできます。余っているパソコンのモニターをつなげることもできます。
無駄な時間を削って曲のクオリティを上げる時間を作る
曲を作るのは時間がかかります。
1曲を作る時間が減らすことができれば、今作っている曲のクオリティを上げる時間が増えますし、次の曲を考える時間や作る時間が増えるので、曲のクオリティも上げることができます。
マルチモニターにする利点
利点1:DAWの画面を広げられる
DAWの画面を広げて複数のモニターに映します。これは一般的な音楽制作者がするマルチモニターの使用方法だと思います。
例えば2つのモニターを繋いで、片方のモニターにトラック編集画面を、もう片方のモニターに音源やプラグインの画面を表示させると、画面をいちいち切り替える必要がなくなります。画面が広くとれるので、プラグインを複数表示させて同時に調整することができます。
2つ以上のプラグインを交互に操作することもよくあります。そのときの画面切り替えの時間を短縮することになるので、作業効率が上がります。
利点2:作曲と同時に他の作業もできる
また、一方のモニターはDAWを表示させ、もう一方のモニターにはDAW以外の別のソフトを表示させることもできます。そうすると音楽を作りながら別のことをできるようになります。
例えば定額で映画・アニメなどが見放題の「U-NEXT」や「Hulu」を見ながら作業もできます。
DAWでの作業は単調なことも多く、飽きてしまうこともあると思います。そんなときに別の画面を見ることでフレッシュできるようになるので、作業を効率的にできるようになります。
利点3:作曲以外でも作業が効率化できる
マルチモニターにすれば、もちろんDAW以外でも色々なソフトウェアを2つ以上のモニターに表示させることができます。なのでパソコンでするあらゆる作業が効率的にできるようになります。
例えば一方のモニターでブラウザで動画を見ながら、もう一方でツイッターを開いて実況するなどさまざまなことが同時に出来るようになります。パソコンでする作業の効率があがることによって、巡り巡って作曲の時間を増やすことができます。
作曲の時間を少しでも取りたい人は、日常に使う時間を効率的にして余った時間を有効活用ができるようにしましょう。
利点4:見た目がかっこいい
おまけに、パソコンデスクの見た目がかっこよくなります。
普通にパソコンを使うだけの人はモニターを2つ以上付けることはあまりないですが、音楽関係の人のほかに映像関係の方やイラストレーターなどのクリエイターがマルチモニターにしている人が多いです。
DTMにおすすめなモニター
モニターは単純に大きくなると表示できる量が多くなるので、大きいほうが時間節約になります。
24インチのモニタでは解像度がFullHD (1920×1080)やWUXGA (1920×1200)まで対応していることが多いです。27インチ前後なら、それらより大きいWQHD (2560×1440)やWQXGA (2560×1600)までの表示に対応していることが多いです。
一般的に人気があるディスプレイのサイズは24インチ前後だと思います。それより大きめの27インチ前後がDTMをするには便利だと思います。
ディスプレイのサイズが小さいのに画面の表示(解像度)を大きくしすぎると、字が小さくなって読みづらくなったりボタンが見分けがつかなかったりするので注意してください。
おすすめのメーカーは、
あたりです。
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マルチモニターにするときの注意
繋げられなければグラフィックボードを増設する
パソコンにHDMI端子やD-sub端子などモニターを繋げられる端子が2つ以上付いていている場合は、それぞれにモニターをつなげるとすぐにデュアルモニターにできます。お使いのPCに空いている端子と、モニターで使える端子をそれぞれ確認してください。
D-subはアナログなので画質が悪いです。できるだけ画質がいいHDMIやDisplayPortでつなぎたいです。
パソコンにはどれか1つの端子しか付いていない場合があります。また、パソコンにもともとついているオンボードグラフィックでは複数の端子がついていても画面を1つしか出せないものもあります。その場合はグラフィックボードを買う必要があります。
グラフィックボードを増設できない人はUSBで繋げられるアダプタもある
グラフィックボードを増設できない人はUSBで簡単につなげることができるアダプターもあります。
USB端子がついているモニターもある
他にも、モニターにUSB端子がついていてUSBケーブルでPCに繋げられるものもあるので、それを買うという手もあります。
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