最終更新日:2022年10月12日
目次
KOMPLETE(STANDARD・ULTIMATE)
Native InstrumentsのKOMPLETEはあらゆる楽器の音源やシンセやエフェクターがセットになった製品です。
KOMPLETE 14 STANDARDは87製品、KOMPLETE 14 ULTIMATEは140製品がセットになっています。1つの製品が1万円~5万円するものが、87製品が入っているKOMPLETE 14 STANDARDで8万円、140製品が入っているKOMPLETE 14 ULTIMATEが16万円で買えるので非常にお得です。
ピアノ、ギター、ベース、ドラム、ブラス、ストリングス、民族楽器など様々な音源がセットになっているので、これを買うだけで、ポップ・ロック・テクノ・エレクトロミュージク・オーケストラ・民族音楽などあらゆるジャンルの音楽を作れるようになります。
「KOMPLETE 14 STANDARD」、「KOMPLETE 14 ULTIMATE」にはKONTAKTというサンプラーがついています。このソフトを使って他社製のクオリティの高い専門音源も使えるようになります。KONTAKTでしか使えないクオリティの高い音源がたくさんあるので、初めに買うのに適しています。「KOMPLETE 14 SELECT」にはKONTAKTが含まれないのでおすすめできません。
ちょっと価格が高いので初心者がいきなり買うのは心配になるかもしれませんが、このクオリティの音源を1つ1つ買うともっとお金がかかるので買ってしまいましょう。
こちらも参考にしてください。
KOMPLETE 14 STANDARD
KOMPLETE 14 ULTIMATE
ドラム音源
DAW付属音源や総合音源はドラムの音の再現度が低いので、ドラム音源をできるだけ早く買ったほうがいいです。
またもしKOMPLETEをもう持っている人でも、KOMPLETE STANDARDはドラム音源が少ないのでドラム音源を別に買ったほうがいいです。
ドラムの音で曲全体のサウンドの印象が決まります。なので色々なドラムの音を曲に合わせて組み合わせられるようにするために、ドラム音源をできるだけ多く持っていたほうがいいです。
詳しくはこちらを参考にしてください。
初心者にもおすすめな音源はAddictive Drums 2かSuperior Drummer 3です。Addictive Drums 2はADpakの種類によって対応できる曲のジャンルが決まってしまいますが、BFD3やSuperior Drummer 3は一つだけで様々なジャンルの曲に対応できます。作りたい曲のジャンルが決まっているときはAddictive Drums、様々なジャンルの曲を作りたいならSuperior Drummer 3を選ぶといいと思います。
こちらも参考にしてください
総合音源(マルチ音源)
総合音源とは一つの製品に複数の楽器の音色が入っている音源です。
KOMPLETEを総合音源として紹介しているサイトもありますが、KOMPLETEは専門音源が複数入っているセットなので総合音源とは別のものとして扱うことが普通だと思います。
ほとんどのDAWに付属の音源があると思いますが、DAWに最初からついてくる音源は廉価版であることがほとんどなので、音があまり良くなく、楽器の数が少なく、機能が制限されているなど、使いにくい物が多いです。
総合音源の場合は専門音源と違ってアーティキュレーションが細かく指定できないなど、生演奏を再現することには向いていませんが、音そのものは使えるものがいっぱい含まれています。
音色を手っ取り早く増やしたいときには総合音源を買うのがおすすめです。
総合音源で有名なものはHalion、SampleTank、Xpand!2などがありますね。なにか一つはほしいですね。
HAlion (Steinberg)
HAlionは定番DAWのCUBASEで有名なSteinberg社が作っている音源です。
HAlionの音色は全体的に音が分厚いので曲に入れると迫力を出すことができます。その分リアルさは一歩落ちますが、手っ取り早く曲のサウンドを派手にできるので悩んだときにはすぐ使えて役に立ちます。
SampleTank 4
SampleTankの音は全体的にリアル寄りです。下手な専門音源よりもリアル度が高い音色もあります。
音色の幅も広く、またアーティキュレーションも専門音源ほどではないですがそこそこ含まれています。曲を作っている時に「あの楽器の音が欲しい」と思ったときに使いたい、持っていると安心な音源です。
関連ページ
こちらのページも参考にしてください