最終更新日:2024年3月15日
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初心者にはどの音源がいいか判断が難しい
ドラム音源は初心者でもできるだけ早く手に入れたい音源です。DAWに付属されている音源や総合音源のドラムはあまりにもしょぼいですし、KOMPLETEに入っているドラム音源は微妙ですよね。
しかしDTM初心者の方にはどのドラム音源を買えばいいかわかりづらいと思います。そこで私がどのドラム音源を初心者の方が買うべきか考えてみます。
Addictive Drums 2とSuperior Drummer 3がおすすめです
ドラム音源で有名なものはAddictive Drums 2、BFD3、Superior Drummer 3、Steven Slate Drums 5、Ez Drummerがあります。
ずばり初心者の方にはAddictive Drums 2かSuperior Drummer 3がおすすめです。
Addictive Drums 2はすぐに使える音が手に入る
XLN AudioのAddictive Drums 2は音がいいのはもちろん、ADpakが音源のジャンル別に別れていて選びやすく、またすぐ使えるプリセットがたくさんあり即戦力となります。
ただしADpakのプリセットはジャンルが偏っていますので、そこが初心者には難しいかもしれません。ですが使おうと思えば色々なジャンルに使えますし、ADpakを一つから買えますからそこまで負担がなく対応できます。
Superior Drummer 3は様々なジャンルに対応できる
ToontrackのSuperior Drummer 3も音がリアルでパワーもあります。
プリセットも豊富で初心者でもすぐに使えます。Addictive Drumsではジャンルが偏ってしまいますが、こちらでは1つの製品で様々なジャンルにすぐ対応できるようになっています。
255GBもある大容量音源なのでPCの負担が大きいのが少し難点ですが、大容量ならではの音のよさがあります。
逆に初心者におすすめできないのはBFD3
BFD3は音はすごくリアルですが、はっきりいって初心者にはかなり扱いづらいと思います。
プリセットが少なく、自分で好きなように音を作れないとなかなか曲にあった音にはしづらいです。自分の好きな様に音を作るには、ドラムの知識やミキシング、レコーディングの知識が必要になっていきます。
ドラムを弾いたり、ドラムのレコーディングやミキシングを経験したことがないと使いこなすのは難しいです。
Steven Slate Drums 5は最初に買う音源としては微妙
Steven Slate Drums 5はロックやメタルに向いている音源ですが、それ以外のジャンルの音色もあります。
こちらの音源はドラムキットやプリセットはたくさんありますが、ソフト内部のミキサーにエフェクターがなくミキシングの知識が必要です。ですがミキシングの知識が多少あればドラムキットが豊富なので意外と即戦力になります。
こちらの音源はAddictive Drums 2やSuperior Drummer 3などを触ってみて、今持っているドラム音源の音に満足ができなくなった人が買うのに向いていると思います。
Ez Drummer 3は中途半端だがSuperior Drummer 3をクロスグレードで安く買える
EzDrummerは名前の通り初心者向けです。
かなり簡単な操作ですぐに本格的なドラムが使えます。
音は同じ会社の製品のSuperior Drummer 3と似ていてリアルですが、Superior Drummer 3ほどではありません。Superior Drummer 2よりもさらに下です。
しかし安いことと、Superior Drummer 3にクロスグレードができるので、Superior Drummer 3を買うのにお金に余裕がなかったり、Superior Drummer 3を使いこなす自信がない人がEz Drummerを買うのがいいかもしれません。
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