最終更新日:2022年4月1日

オーディオインターフェイスはパソコンで音声を入出力する機器

Focusrite Scarlett 2i2 G2 2in 2out 24bit 192kHz オーディオインターフェイス

オーディオンターフェイスとは、パソコンにつなげて音を鳴らしたり、マイクやエレキギターなどをつないで録音したりするための機材です。

パソコンは最初から音を出したり録音したりできますが、パソコンにはじめから付いているオンボードのサウンドデバイスは音質がとても悪いです。

オーディオインターフェイスはとてもきれいな音で再生や録音ができるので、パソコンを使って音楽をする人にとっては必要なものです。

パソコンに付いているオンボードサウンドではDTMに向いていない

パソコンにはじめから付いているオンボードサウンドは音の再生や録音ができますが、音楽で使うには音が悪すぎます

パソコンに最初からついているオンボードサウンドデバイスは、そもそもパソコンでエラーをした時の音や起動したときに鳴る音を再生するためにつけられています。その程度の音を出すくらいの性能しかないので音楽を作るのには向いていません。

音楽を再生する時には気づかないかもしれませんが、録音をしてみると素人でもわかりやすいくらい劣化していることに気づくと思います。

また、パソコンのオンボードのサウンドデバイスはパソコンの内部にあるので、パソコン内部のノイズを拾います。オーディオインターフェイスはパソコンの外部からUSBなどでつなぐ機器なのでそのような心配はありません。

オーディオインターフェイスがないと音が遅れて再生されてしまう

パソコンにはじめから付いているオンボードサウンドデバイスは、Windowsの仕様上の問題で音が遅れて再生されてしまいます。音が遅延せずに再生するにはオーディオインターフェイスが必要です。

音が遅れて再生されると例えば以下のような問題が出てきます。

  • 音の変化がリアルタイムで確認できない
  • 音がすぐ出ないのでMIDIキーボードで演奏できない
  • 録音するときに確認するための音の返しが遅れて返ってくるので録音がしにくい

などです。

オーディオインターフェイスでは音の遅れを解消するためにASIOという規格のドライバーを使って音を出すことができます。ほとんどすべてのオーディオインターフェイスにはASIOに対応しています

マイクプリアンプでノイズを拾いにくすることができる

オーディオインターフェイスにはマイクのプリアンプがついているものも多いです。音楽用のマイクは入力音がとても小さくなっていますが、その録音を普通に音量をただ上げるだけではマイクが拾ってしまったノイズの音量も大きくなってしまいます。

プリアンプを使って音量を上げることでノイズの音を大きくしづらくできます。マイクの音を録音する時にノイズを少なくするにはオーディオインターフェイスが必要です。

ファンタム電源搭載でコンデンサーマイクも使える

オーディオインターフェイスにはファンタム電源がついているものも多いです。

コンデンサーマイクを使うにはファンタム電源が必要です。ファンタム電源がついているオーディオインターフェイスを使えば他の機材がなくてもコンデンサーマイクも使うことができるようになります

エレキギターを直接繋ぐこともできる

オーディオインターフェイスにはHi-Z入力に対応したものも多いです。

Hi-Zに対応したオーディオインターフェイスであればエレキギターを直接つないで音を出すことができます。エレキギターを直接つなぐにはHi-Zに対応しているかの確認が必要です。

DAWが付属しているものが多いのですぐにDTMができる

オーディオインターフェイスにはDAWが付属していることが多いです。DAWとはパソコンで作曲するために使うソフトウェアです。

例えばオーディオインターフェイスの定番製品であるSteinbergのUR22mkIIには「Cubase AI」が付属しています。また、 FOCUSRITEのScarlett 2i2 G2には「Ableton Live Lite」が付属しています。

DAWが付属しているオーディオインターフェイスを買えばすぐにDTMを始めることができます

DSP対応のエフェクターがついていて掛け録りできるものもある

オーディオインターフェイスにDSP対応のエフェクターがついているものもあります。エフェクターがついているオーディオインターフェイスなら、エフェクトを掛けながら録音できます。

例えばボーカルを録音するときや歪ませたギターを録音したいときに、音の返しがリアルタイムで返ってくるので録音しやすくなります。

ただし、DSP対応のオーディオインターフェイスは価格が高い中上級者向けのものが多いです。

おすすめのオーディオインターフェイス

UR22C (Steinberg)

Steinberg(スタインバーグ)の[「UR22C」はとても人気の製品で、売れ筋ランキングで常時1位になっていた定番のオーディオインターフェイスUR22mkIIの後継機です。

2イン2アウト、プリアンプ、Hi-Z対応、48Vファンタム電源搭載です。

UR22mkIIからUR22CになりDSP搭載と32bitの音質に対応しました。この価格帯でDSPを搭載しているものは他に見当たりません。おすすめです。


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Scarlett 2i2 (Focusrite)

Focusrite(フォーカスライト)のScarlett 2i2は世界中のミュージシャンから評価の高いオーディオインターフェイスです。

こちらのページで紹介している海外サイトの人気投票でも1位になっています。


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その他のオーディオインターフェイス

こちらのページでもオーディオインターフェイスを紹介しています。参考にしてください。

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