最終更新日:2019年12月12日

Superior Drummer 3とは


ToontrackのSuperior Drummer 3は、定番ドラム音源Superior Drummer 2 (以下S2.0) の後継で、S2.0をパワーアップさせた製品です。

S2.0も定番のドラム音源として長い間君臨していましたが、その後継のSuperior Drummer 3も定番としての地位を維持し続けています。

Superior Drummer 2とくらべて

S2.0と比べて音が良くなって使いやすくなっています。

S2.0はかなり前に出た製品で、出た当時としては音が非常に良く定番のドラム音源となりました。ですがここ数年はもっといい音がするドラム音源が増えていたのであまり使われなくなっていました。

しかしSuperior Drummer 3は新しく1から録音しなおし、音がさらにリアルになりました。使用容量もS2.0が約20GBだったのがSuperior Drummer3は約230GBになるなど、かなりパワーアップしているのがわかると思います。

他の音源との比較

Superior Drummer 3はBFD3とAddictive Drums 2の中間のような音だと個人的には感じました。BFD3よりもパワーがあり、Addictive Drums 2よりもリアルです。

またバランスが良く、エディット次第でどんなジャンルにも合わせることができる万能性があります。

BFD3よりも手軽に使える

BFD3
BFD3のように、1つの製品を買えばさまざまなジャンルに対応できるようになっています。
Superior Drummer 3はBFD3よりも若干ロックよりかもしれませんが、ジャズなどのプリセットも入っています。

BFD3は若干低音が弱いですが、Superior Drummer 3は低音もしっかりしてパワーのある音楽にも対応できます。

またBFD3はプリセットがあまりなく、音をミキシングして自分で作り込む必要があります。しかしSuperior Drummer 3の場合はプリセットが豊富にあるので、すぐに好みの音が出せると思います。

Addictive Drums 2よりもリアルな音

Addictive Drums 2の画像
Addictive Drums 2と比べるとナチュナルな音です。Addictive Drums 2は即戦力となるところが魅力的ですが、そのかわりリアルさが犠牲になっています。

Superior Drummer 3も即戦力となりますが、リアルさも大事にしているような印象を受けました。

Addictive Drums 2はキットが音楽ジャンル別に売られているので、特定のジャンルにしかすぐには対応しにくいですが、Superior Drummer 3ならばこれ1本で様々なジャンルに対応できます。

よくわからなければSuperior Drummer 3を買えばいい

これからは初めてドラム音源を買うならSuperior Drummer 3がいいと思います。BFD3は上級者用で使いづらいですし、Addictive Drums 2はジャンルが限定されてしまいます。ですがSuperior Drummer 3を買えばすぐ簡単にあらゆる音楽に対応できます。

初心者の方にとっては価格が少し高いと感じてしまうところがありますが、その価値は十分あります。Addictive Drums 2のADpakが4つ分だと考えるとSuperior Drummer 3は6つのドラムキット、スネアドラムを数えると25個入っています。そう考えると安いと思える価格だと思います。


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